DETAIL
『住宅建築』は2023年に創刊500号を迎えました。創刊号の増沢洵特集から始まり、永田昌民、益子義弘、高須賀晋などをはじめ、数々の建築家を豊富な図面と写真で取り上げてきた。
これまで集成してきた膨大な住宅設計に係るデータの中から、特徴的な作品群を選別し、平面図、断面図、立面図という基本図面に特化して紹介する。
何十年も前のディテールは、現代では素材が多様化していたり、環境性能的な変化があったりして、そのまま取り入れることは難しいことが多いが、骨格となる平面・断面・立面には普遍的な魅力がある。とくに、『住宅建築』で紹介してきた事例は奇を衒ったものではなく、現代でも通用するものも多い。
さまざまな住宅を基本図で比較することは、新たな側面が見えてくるとともに、共通点、違いを発見できる機会となり、設計者にとって学びが多いのではないだろうか。
本書では、創刊から約5年間にわたる70年代に竣工・掲載された作品を取り上げる。