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環境系特集セット
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No.496(2022年12月号) 住まいと環境
「環境」という言葉から住まいを考えるとき、具体的にどんなことが思い浮かぶだろうか。例えば、温熱環境に配慮して住まい手が心身共に快適に暮らせる場所をつくることや、気候風土に適した素材を使い魅力的な地域の風景の一つとして住まいを考えることは大切な視点の一つと言える。そしてこれからは、住まいの中の環境だけでなく、住まいを支える大地や生物、地球そのものに目を向けることがより重要になるだろう。例えば、建築するときにできるだけゴミを出さない、長く使い続けられる素材を使う、メンテナンスや再利用がしやすいつくり方を考える、土中環境の整備を行う……。このようにさまざまな視点と広い視野で「環境」を捉え家づくりに生かすことが、住まい手にとってもより快適な住まいに繋がってゆく。今回の特集では、設計者・つくり手・住まい手の実践から「住まいと環境」を考える。
No.503(2024年02月号) 住まい 100年後の風景
20年後、30年後、100年後、さらにその先に向けて、どんな建築をつくるべきか。一言でいえば、住まい手や使うひとが「愛着を持てる建築をつくること」。これに尽きるのではないだろうか。それはつくり手が果たすべき役割であり、その答として現れてくるかたちは多様だ。過去の建築が今の私たちに影響を与えているように、今の建築が、未来を生きるひとたちに何らかの影響を与えるだろう。だからこそ、建築は長い時間を見据えてつくらなければならない。
No.511(2025年06月号) 住まいと健康
人が健やかに暮らすために、どんな住まいをつくるべきだろうか。そもそも、人にとっての快適な環境とはどのようなものを指すのだろうか。2025年4月から住宅を含むすべての建築について省エネ基準の適合が義務化される。これ以前から断熱・気密性能の向上や、パッシブデザインへの関心と実践は広がりつつある。一方で、性能や数値だけが目的になると、その建築がもっている本来の美しさや個性が損なわれてしまう可能性もある。また、日本の伝統木造はそうしたものとは別世界のものとして語られることもあるが、土間や軒下空間など、数値だけでは分からない魅力がある。心地よさの感じ方は人それぞれであり、一様ではない。本特集では、自然の力と自然素材、知恵と技術を生かした、さまざまな快適な住まいのあり方を実例を通して探る。