DETAIL
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今、「庭」業界の状況は、決して芳しいものではありません。
燈籠や蹲踞を配する庭や、茶庭をつくるような施主が減ってきていること。
趣味や嗜好の多様化にともない、庭=日本庭園というだけではなく、
さまざまな庭園のスタイルが好まれるようになってきたこと。
庭が必ずしも「プロの手」に頼らず、
施主たちも積極的に関わるスタイルが望まれるようになってきていること。
しかし、日本庭園を俯瞰的に見ると、社会から求められている要素がとても多いことに気づかされます。
環境問題を緩和する要素があること。
あるいは人間の心身の健康を保つことに寄与すること。
住まいや働く場の環境を整えること。
では今、「庭」の業界では何が起こっているのでしょうか。
これからどこへ向かおうとしているのでしょうか。
あるときは鳥の目で、またあるときは虫の目で、
「業界の今とこれから」をウオッチし続けていく使命をもっているのが、本誌『庭』の使命だと考えています。
現場の取材を重ね、「庭の今」を伝えつつ、過去の庭を紐解くことで、
時代が求める「庭」、さらにこれからの「庭」の姿を見いだしていきたいと考えています。
また「日本庭園」を狭義にとらえず、日本が育んできた独自の文化として、
国内外に発信していくことも、続けていきます。
※2025年夏号〜2026年夏号のご契約となります。