DETAIL
40周年記念号(No.225)では、現代につながる造園家たちの仕事や人となりを紹介しました。今45周年記念号ではさらに時代をさかのぼり、近代の庭師にどのような人たちがいたのか、現代の作庭精神の原点がどこにあったのかを紐解きたいと思います。
また、脈々と受け継がれてきた庭師の技を生かす重要な仕事の一つに、庭園の維持・管理があります。特に文化財庭園の維持管理は、その庭園の歴史に向き合いながら、庭師の技を生かしていくものです。文化財庭園に向き合ってきた庭師の方々の技を伝承していくための取り組みや、昨今、文化財庭園を語る上で外せない「利活用」についてなど、日本庭園の技をつないでいくための活動なども紹介します。