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戦後の日本を代表する建築家・菊竹清訓(1928-2011)。
自邸《スカイハウス》(1958)、《出雲大社庁の舎》(1963)といった作品や、建築運動「メタボリズム」などによって、国際的にも高い評価を受けています。
島根県では、知事も務めた第23代田部長右衛門との関係から、《島根県立美術館》(1998)、その前身である《島根県立博物館》(1958)をはじめ多くの建築を設計。
菊竹清訓の没後10年に島根県立美術館で開催される企画展では、菊竹による山陰地方の建築に加え、代表的な作品や、生涯を通じて取り組んだ未来都市の構想を紹介し、菊竹建築の魅力を紹介しています。
本書はその企画展に即して制作された図録です。