個性的な木目をもつ稀少な天然木、豊富に使える人工林のスギ、木目をデザインした
建材……。機能やデザイン、コストなど、求められる条件によって、それぞれにはそれ
ぞれの使い方があります。個体の差異が大きいため、1本1本に向き合う必要が生じる
場合もあるでしょう。いうまでもなく木は自然の産物ですから、環境的な視点も欠か
せません。
時代によって変化する、木を取り巻く状況。いま、この場所における「適材適所」を
決定したいものです。コンフォルトでは定番となっている木の特集、新たな視点を加えてお届けします。
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